高齢者の転倒については、
大腿骨骨折⇒治療・回復に寝たままの時間が増える⇒体力・認知機能の低下
といったケースがよく取り上げられます。
しかし、転倒はそもそも高齢者だけでなく誰でもあります。
では、けがを防止するため「瞬時に反応して手をつく」にはどうしたら良いか。
私の80代の父も、ペットボトルをもったまま縁石につまずき、手を出すことなく顔面を打撲してましたが、
「なぜ手が出ないのか」
こういったケースは確かに多いのかもしれません。
だから危ないし外に出さない、警戒し過ぎて行動範囲が狭くなってしまえば本末転倒。
人生の楽しみが減ってしまいます。
それには筋肉を落とさない、普段から鍛えておくことが必要だと思います。
特に瞬時に力を発揮する速筋線維が必要です。
ウォーキングは体に良いんだよといっても、そればっかりやっていても速筋線維は衰え、反応が鈍ってしまいます。
トレーニングは何歳になっても必要です!!