鼻呼吸は病気を防ぎ、口呼吸は病気を招く
ここ最近インフルエンザが流行してますね。
そのような感染症にかかりやすい意外な原因の一つに口呼吸が挙げられます。
呼吸に関して、あまり意識していないかもしれませんが、口を締めて鼻で呼吸する鼻呼吸と口を開けた状態で呼吸をする口呼吸では、感染症のリスクも違ってきます。
空気中にはウイルスや花粉、ほこりなどさまざまな異物や病原菌が浮遊しています。
鼻呼吸を行っていると鼻毛やさらに細かい線毛、そしてそこに流れている粘液などがフィルターの役割を果たし、多くが鼻水となって体外に排出されます。
また、鼻の中を通る空気は温められ、湿度を含むようになるため、これからの季節、乾燥状態を好むウイルスには居心地の悪い状態となります。
一方、口呼吸では鼻呼吸のもつフィルター的な役割や、空気を温めたり、湿度を高めたりといったことができません。
喉の奥にある扁桃リンパ組織が最後の砦として対抗しますが、鼻で排除できる異物がそのまま喉の奥に入ってくると、対応しきれなくなる場合があります。
病原菌にさらされ、空気感染し、免疫力の低下など条件がそろってしまうと風邪やインフルエンザなどの感染症にかかってしまいます。
気がつくと口が開いている・・・😲
そんな人は特に注意が必要です。
ぜひ今日から鼻呼吸を心がけましょう!