腰痛になりやすい、良い座り方と悪い座り方

 

 

人間は生活の中で「立つ」「座る」「寝る」など様々な姿勢をとっていますが、なかでも「座る姿勢」は腰に負担がかかりやすいです。

 

腰には、骨と骨の間にあるクッションのような役割を果たす「椎間板」という組織があります。

 

この椎間板にかかる圧を、立った状態を100とすると、座った状態では140、座った状態から前にかがむと185になるといわれています。

 

一見、座っている姿勢は休息しているイメージがありますが、じつは立っているときよりも腰への負担が大きくなるのです。

 

デスクワークや長時間座ることが多い人は腰痛に気をつけなければなりません。

 

 

●腰痛になりやすい座り方について

  • 足を組む → 体重が垂直方向にかからなくなる
  • 猫背姿勢 → 背骨全体が丸まってしまう
  • 浅く座って背もたれに寄りかかる → 反り腰になりやすい
  • あぐら → 椎間板への負担を強めてしまう
  • 体育座り → 股関節が硬い人は、過剰に腰を丸めてしまう

 

以上のように、座り方といっても様々な姿勢がありますが、腰に負担がかかる姿勢になっている方は気をつけましょう。

 

 

☆腰痛を防ぐ正しい座り方のポイント

  • 骨盤を立てる → 座骨に体重をのせる
  • 顎を軽く引く → 頭を背骨の真上に
  • 左右のお尻に均等に体重をかける → バランスが崩れると背骨のねじれにつながる
  • 膝と股関節は90度に曲げる

腰痛を予防するには普段の積み重ねによる負担軽減が重要です。

 

 

その負担蓄積ががギックリ腰を起こす原因とならぬよう、座り方のポイントをしっかりと覚えて、腰痛予防に取り組みましょう。

 

 

以上、ギックリ腰中のサンロクゴー髙田でした。