猫背のほうが楽!?

猫背のほうが楽!?

 

まず、悪い姿勢は筋肉をうまく使えていません。

 

猫背であれば腹筋や背筋をあまり使わないせいで、脳が「体を休めている、リラックスしている」と錯覚し、ラクだと感じてしまいます。

 

しかし実際は、腹筋や背筋を使っていないぶん、首、肩、腰などに余計な負担を強いています。

 

呼吸も胸郭や肺が圧迫されているために浅くなり、呼吸するための筋力が低下しています。

 

そうなると疲れがとれにくい、免疫力、集中力が低下する、自律神経も乱れるなど、さまざまな悪影響を及ぼします。

 

 

なので、ラクに感じる姿勢は体にとって良い姿勢ではありません。

 

猫背、背もたれにもたれかかった座り方、片方の脚に体重を乗せた立ち方、脚を組む、頬杖をつく...などなど

 

一時的・短期的にはラクに感じるかもしれません。

 

しかし、長い目で見れば、負担をかけている腰や膝、首や肩になんらかの不調が出てきます。

 

猫背の方がラク、と感じる方は、姿勢を維持するための筋肉が弱っている可能性があります。

 

 

日常生活の中で「良い姿勢」を意識するだけでもインナーマッスルは鍛えられます。まずは立っているとき、座っているとき、しっかり腹筋を使う、ということから始めましょう。