街のリハビリ屋さん

 

こんにちは、今日は休館日を利用してスペシャルレッスンを開催しています。

 

夏の疲れを秋に持ち越さないためのペコペコボールを使ったストレッチプログラムです。

 

午前の部を終了しましたが、関節の動きがスムーズになり体も心もスッキリした様子でした。このあと動きが良くなっていることに感動するはず・・・😀

 

台風の影響で外の様子は不安定ですが、自分の体調は自分でコントロールできるように努めたいものですね!

 

 

ところで先日、医療界のトップランナーである、ねりま健育会院長の酒向正春先生をお招きして「高齢医療の現場から、今、期待されるスモールジムの役割」というテーマでご講演をいただきました。

 

酒向先生は脳卒中患者は絶対安静という固定観念をくつがえす「攻めのリハビリ」を信条とされています。

 

そして、その心臓部分となる科学的な治療戦略は、脳の画像から機能障害を診断し、残る脳の力を最大限に引き出せるよう、できる限り早期からリハビリを開始するというものです。

 

リハビリに奇跡は起こらないし、魔法で一瞬にして治ることもない。攻めながらも戦略に基づいた地道なリハビリをする、これが酒向イズムのリハビリです。

 

"脳は大丈夫なのに寝たきり"の患者さんが、数ヶ月後には街に出て社会参加できるよう人間回復をすることができます。

 

そして、その街にはスモールジムがあり、"街のリハビリ屋さん"として次の受け皿になることが理想です。

 

こうした運動機能などを維持向上させるためには世の中に"人に寄り添うジム"が必要です。

 

 

できることなら高齢になっても介護保険を利用せず、心身ともに自立した状態を保ちたいものですね。

 

しかし、「100歳でも介護サービスを使わないのは格好いい」という考えが日本にはありません。

 

自立していれば、人は尊厳を保ち、楽しみながら、自分らしく暮らしていくことができます。

 

そのためには筋力や柔軟性、体のバランスなどが必要です。これらを保ちながら生活を続けたら、認知機能も保たれます。

 

 

鍛えると100歳でも筋肉は成長します。

 

心と健康をを支えていく、そんなジムを地元に根付かせていきたいです。

 

いや、いきます!!💦