健康寿命のあいだにできること
先日80歳代のメンバーさん、お二人ともつい最近までエネルギーにあふれた方でした。しかし、身の回りのことや自身のケガをきっかけに急に衰え始め・・、高齢がゆえの心体のダウンスピードは速いものです。
現在の日本の健康寿命は、女性が88歳、男性が81歳・・・、
自身で身の回りのことができる"健康寿命"は、女性が76歳、男性が72歳です。
では健康寿命以降はどうなるのか?
少しずつ自らのことができなくなる「要介護」の状態になります。
要介護の状態に一度なると、元に戻るのは難しいです。
現在のサポートの仕組みでは「安全に手伝う」が重要で、「良くする」「取り戻す」という考えではないからです。
すなわち、「歩ける人」が転倒するのを危険と捉え、「歩かせない」という選択になります。
結果、車椅子や歩行器を使うことになり、身体の機能はさらに低下します。
つまり、自立した生活には戻りづらくなってしまいます。
次第に意欲も失われます。
なので、健康な状態から介護の状態にならないよう、運動を含め、日頃からの生活を大事にしないといけません。
できることなら高齢になっても介護保険を利用せず、心体ともに自立した状態を保ちたいものです。
こうした運動機能などを維持向上させるためには世の中に"人に寄り添うジム"が必要です。
スモールジムサンロクゴーは地域の健康寿命増進に貢献します。
その自覚をもって、今日も前進!