ヒートショックプロテインって?
朝晩が冷えるようになってきました。体を温めて、体調をしっかりと整えていきましょう。
今日は、“温める”に関連して「ヒートショックプロテインって?」という話です。
それは、熱の刺激を外から加えたときにそれをショックとして体は反応し、自ら体内に出来るタンパク質のことです。
もともと体にはたくさんのタンパク質が存在し、加齢とともに減少しますが、ストレスや病気で傷ついた細胞を修復し、元気にしてくれるのがこのヒートショックプロテインなのです。
★ヒートショックプロテインを増やす方法
- 毎日40℃位のお風呂に20分ほどゆっくり入る
- 筋肉を柔らかくして、血流を良くする
- 交感神経と副交感神経のバランスを良くする
- 腹式呼吸をする
- 緑黄色野菜を積極的に摂る
これらのことでヒートショックプロテインが3~4倍増えるといいます。ただし、免疫と違って4.5日しか体内で維持できませんので、毎日の生活の中で継続していくことが最も大切です。
よく日本人の肌は「きめ細やかで美しい」と褒められます。
それは私たち日本人は昔から、「湯船に浸かる、温かいものをよく食べる」などの生活習慣によって、体に熱を加える行為が日常的に実施されていたから、ともいわれています。
1日の疲れを癒してくれる入浴が、全身の細胞も癒してくれるというわけです。
毎日ゆっくり湯船に浸かって、呼吸、ストレッチ、緑黄色野菜を食べるなど・・・、
自分が出来ることを少しずつでもいいので心がけましょう。
すると心も体も元気になり、より楽しく過ごせますね。
以上です。