認知症は突然・・・ではなく、ゆっくり進行するもの

 

こんにちは、

 

最近「あれ」「それ」が増えてきたり、人の名前がとっさに出てこなかったり・・・

 

そんなことがあっても単なるもの忘れ・・・、

 

認知症は自分にはまだ関係ないと思いがちですね。

 

でも実は40~50代、60代の人も今こそ注意が必要なんだそうです。

 

 

先日、認知症予防セミナーに参加し、どのような対策をしたらいいかを学んできました。

 

「脳の老化は、誰にでも起きます。脳の老化は40代から始まり、20年くらいかけて徐々に脳の萎縮や認知機能の低下が起きてきます」と講師

 

 ~こんな“変化”があったら、脳の老化のサインかも~

  • なぜかイライラする
  • 眠れなくなる
  • 外出がおっくうになる
  • 趣味に楽しみを感じなくなる
  • ど忘れが増える
  • 同じことを何度も聞くようになる
  • 頭痛や胃痛がある

いざチェックしてみると、思い当たることがいくつもあって、ちょっと焦ります・・・。

 

脳の老化のサインは記憶力などだけでなく、活動力にも現われるなんて・・・。

 

 

以前は健常者かアルツハイマー病かの二択でしたが、今はその間にMCI(軽度認知障害)という未病の段階があり、徐々に進行していくことが分かっています。

 

病気になってから治療するのではなく、“未病の段階で発症を予防する”、そのことが大切なのはいうまでもありません。

 

そのためには、日常生活を意識するだけでも予防になります。

 

🌟生活習慣病の改善

肥満や、糖尿病、高血圧、歯周病などの生活習慣病は、認知症と密接につながっています。改善し脳寿命を延ばすことができます。

 

🌟デュアルタスクの運動で体と脳の両方を動かす

歩きながら3の倍数で手をたたくなど、体と脳を同時に使うことで、認知機能の低下を防ぐことが期待できるそう。

 

🌟質の良い睡眠をとる

睡眠不足は、脳にアミロイドβという脳のゴミをため込む原因に。 7時間前後が最適な睡眠時間なのでそれを目指しながら、睡眠環境を整えましょう。

 

🌟和食中心のバランスの良い食事をとる

バランスの良い食事は脳老化を防ぐためにも大切。朝昼晩の食事時間を一定にし、寝る前の夜食を避けるようにしましょう。

認知機能のよい方は、魚介やキノコ、大豆の摂取率が高いのだとか。

 

食べるものによって認知機能が変わってくるなんて💦、適当なもので食事を済ますというのは本当に良くないんですね。

 

 

以上、認知症なんてまだ早いかな?と思いがちですが、今こそ大事な時期と心得て、毎日の生活習慣、運動・栄養・休養に気を付けていきましょう。