歳をとるとなぜ身長が縮むの?

 

歳をとるとなぜ身長が縮むの?

 

我々の体型は加齢とともに自然に変化します。

 

加齢と身長の縮むことに関する調査では、男女ともに30歳ごろから背が縮み始めるとのことです。

 

その速度は加齢とともに増し、特に70歳以降に加速したといいます。

 

男性は70歳までに平均3センチ、80歳までに平均5センチ縮み、

女性は70歳までに平均5センチ、80歳までに平均8センチ縮むと言われています。

 

加齢とともに身長が縮む理由にはいくつか要因があり、

 

その例として💦

 

●椎間板がへたってしまう

 ・・・椎間板は背骨の各椎骨の間にある柔らかい組織で、クッションの役割を果たしています。年齢とともにこれらの椎間板が水分を失い、薄くなることで全体的な背骨の長さが短くなります。

 

●骨密度が低下する

 ・・・骨密度の減少により骨が脆くなり、背骨が圧迫骨折を起こすことがあります。このような骨折は背骨の高さを低くし、身長の減少につながります。

 

●姿勢が悪くなる

 ・・・筋力の低下や関節の硬化により姿勢が悪化し、背中が曲がることで身長が縮むことがあります。

 

 

これらが原因で身長の低下を防ぐためには、やはりトレーニングが不可欠です🚩

 

その理由は🌟

 

〇筋力を維持・向上できる

 ・・・トレーニングは姿勢を支える筋肉を強化することで正しい姿勢を保つのに役立ちます。

 

〇骨密度が向上する

 ・・・トレーニングは骨に適度な負荷をかけることで骨密度を高め、骨粗しょう症の予防に役立ちます。

 

〇椎間板の劣化を遅らせる

 ・・・トレーニングによって、椎間板の劣化を完全に止めることはできませんが、脊椎を支える筋肉が強化されることで椎間板にかかる負荷が軽減され、その進行を遅らせたり、背骨全体の健康を保つために重要な役割を果たします。

 

〇柔軟性と可動域が維持できる

 ・・・トレーニングを行うことで関節の柔軟性と可動域を維持して関節の硬化を防ぐことができ、これにより姿勢が改善されやすくなります。

 

当ジムでトレーニングされている方にとっては、「なるほど!」と思われているはずです。そうです、いつもやっているトレーニングがこれらに相当しますね✨

 

(以前はトレーニングビフォーアフターで身長を測っていました。平均で0.7~1.0センチは身長が伸びてました!」

 

加齢による身長の減少は椎間板の変性や骨密度の低下、姿勢の悪化などが主な原因なのですが、トレーニングはこれらの問題に対抗するための効果的な手段となります😄

 

 

以上です。