痛みは不安などの心理的要因でさらに増す

 

今週のワンポイントセミナーで一部紹介しました、

痛みは不安や怒りなどの心理的要因でさらに増す、そのことについて・・・

 

実態調査によると、ストレスを感じている人の40%は腰痛をもっているそうです。

 

さらに、怒りや悲しみ、イライラなどのストレスが痛みそのものの感じ方を変えてしまうことが知られています。

 

 

ストレスを脳で感じ取ると交感神経の活動が高まり、ノルアドレナリンと呼ばれるホルモンが血中に流され、痛みを感じやすくなるからです。

 

 

普通の状態では、痛みを感じる神経が少し刺激されたくらいで、実際に痛みを強く感じることはありません。

 

しかし、交感神経が活動が高まり、血流の低下などにより、痛み物質が蓄積されることで痛みが強くなります。

 

 

もちろん体の具合、ケガの損傷や慢性的な障害によりますが、その痛みに対してどのように捉えているかどうかも重要です。

 

 

私自身も疾患や痛みへの理解が乏しいと、メンバー様のもつ痛みの実態に気がつかず、悪影響を及ぼす恐れがあります。

 

 

“病は気から”といいますが、

 

痛みに対して「自分は良くなる・・・」と楽観的に捉えた場合と、「もう絶望だ・・・」と悲観的に捉えた場合では、痛みの大きさは異な

 るという話でした。

 

 

メンバーさんには、「ジムに通うことで心が前を向き、体が良くなる!」と思って頂けるよう、根本の改善と共にメンタルサポートが大事ですね。

 

 

以上です。