血流改善!筋ポンプ作用とは

 

今週のワンポイントは「体のインフラを整え、血流良く」をテーマに、運動・栄養・休養・心のコントロールの基本をお伝えしました。

 

心臓より送り出された血液は、運動を開始すると静脈血管に対する「筋ポンプ作用」が進むことから、心臓に戻る血液量を増やします。

 

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静脈には大量の血液をためることができます。

 

しかし、これが脚のむくみにつながります。

 

心臓は血液を送り出すこと(心ポンプ)ができても、静脈からの血液を全て取り込むことはできないからです。

 

そのため“筋ポンプ”作用が必要となります。

 

 

頭や首など、心臓より上にある静脈血は重力よって自然に心臓に戻ってきますが、

 

心臓より下にある静脈血は、足や腕を動かしたときの筋肉の動きで重力に逆らって心臓方向に押し上げます。

 

これが筋ポンプ作用です。

 

 

加齢や運動不足などの影響で、脚の筋力が弱くなってしまうと、筋ポンプ作用が低下して血液が心臓に戻りにくくなります。

 

その結果、全身への血流が不足してむくみや冷えなどの症状が現われます。

 

解消するためには特にふくらはぎの運動が効果的です。

 

 

「かかとをできるだけ大きく上げる、かかとを下ろすときはゆっくりと下ろす」

 

“ゆっくりじっくり”動かすことがポイント。

 

 

そのことで筋肉が収縮され、静脈血管を圧迫し、血流が良くなります。

 

座っても立ててもできるので、チャンスがあるときに試して見てください。

 

 

以上です。