
今日は介護中の睡眠不足問題という話です。
「母を引き取り、介護中なんです」
「父を一人にしておけなくて、頻繁に帰省しています」など、
そういう話が身近で増えています。
私の両親は他界しましたが、50代に入ると親の年代が80歳を超え「介護」が現実になる方も多いです。
実際、要介護認定は80代前半で26%、80代後半で60%になります。
人生100年時代、昨今は身内の介護やサポートは誰しも経験することのひとつなのかもしれません。
介護にしっかり向き合う方は真面目で責任感が強く、真正面から取り組むため、とにかく「自分がなんとかしなければ!」という方々が多い印象があります。
子育てと違い、この先が見えない、いつまで続くのと不安な気持ちになり、ストレスから眠れない日々が続くこともあります。
夜間にトイレに付きそう、痛みを介抱するなど、しばしば睡眠を連続して取ることができず、細切れ睡眠になって熟睡した感じが得られない方もいます。そのうち神経が過敏になり、なかなか上手に眠ることができなくなることも。
そうなると自分の体も重く、疲れが取れない状態となります。
睡眠は大事です。疲れは睡眠で回復するため、眠れないのはつらいです。
そこで介護中の睡眠問題は
- 時間があれば昼間でも少し眠る
- 公私ともに周囲のサポートを利用する
- 一人で抱え込まない
徐々に睡眠が足りていなくても、眠気がない状態になるといいます。
「頑張ればなんとかなる」と抱え込まないことが大事です。
介護者のことがすべてとなり、どうしても犠牲的になりがちです。
が、そうなるとこの先、心体も参ってしまいます。
自分を忘れることなく、カラダとココロを守りつつ介護できる方法を探ってみてください。
以上です。