ダイエットの近道は危険

 

GLP-1は本来2型糖尿病の治療とかで使われるホルモン薬ですが、

 

昨今ではダイエット目的の健常者の方向けに美容外科などで処方される行為が問題となっています。

 

 

実際のところ、この薬は食欲を抑えたり、脂肪分解を促したりする効果があるのでダイエットには効果的なのかもしれません。

 

しかし、副作用(吐き気や下痢など)も当然ありますし、

 

そもそも健康な人に処方する、医療としての倫理観の問題が大いにあります。

 

 

そして何より、

定期的な運動習慣を取り入れないダイエットで体重を減少させると、何をどうしようが筋肉量が低下することです。

 

具体的な研究例では、運動なしのダイエットでは70-80%がリバウンドする一方、運動を取り入れるとその率が約半分に低下したという報告もあります。

 

 ✖運動を取り入れないダイエット・・・筋肉量減少による基礎代謝の低下が起こり、脂肪が蓄積しやすくなる

 〇定期的な運動習慣・・・筋肉を維持し、代謝を安定させることで適正体重管理に繋がる

 

 

楽して最大の効果を得たいという気持ちはとてもよく分かるのですが、

 

「近道のつもりが結局は遠回り」ということは、経験上多々起こりえるという話でした。

 

 

以上です