かつての常識は現在の非常識

 

「運動の前後には静的ストレッチを行うことは常識」だと思っている方がおられますが、それはもう情報としては古いです。

 

サンロクゴーの柔軟トレーニングはジッーとしていません。

 

ユラユラ、コロコロと常に動いています。

 

 

研究では、筋トレの直後に長時間の静的ストレッチを行った場合、筋力の回復や筋肥大が抑制される傾向が見られたという報告があります。

 

つまりマイナスの影響を与えるということです。

 

 

静的ストレッチは筋肉や腱を長く伸ばすことで柔軟性を高めますが、同時に筋紡錘(筋肉の伸びを感知するセンサー)の感度を一時的にさげてしまうんです。

 

これによって急な動きや負荷に対して筋肉が素早く反応しにくくなり、筋肉の保護機能が弱まることでケガのリスクが上がる可能性あるといえます。

 

 

気持ちいいから、関節可動域を高めたいからという理由で、静的ストレッチを行うことは何一つ問題ないのですが、

 

筋トレのような激しい運動を行う際のウォーミングアップやクールダウンではやめた方がいいでしょう。

 

 

また、超硬い人は静的ストレッチすると筋トレになっちゃいますね(>_<)

 

トレーニングも年々変化するので、かつての常識は現在の非常識となり得ます、という話でした。