
歩くスピードが遅くなっていませんか。
歩行速度は、バランス機能、筋力、循環機能など、全身の運動機能の指標になります。
参考までに国立長寿医療研究センターの研究では、65-69歳の男性は1.43m/秒、女性は1.38m/秒です。
例えば、歩行者用の信号の青時間は、横断歩道の長さによって異なりますが、一般的には、歩行速度を秒速1メートルとして道路を渡りきれるようになっています。
ギリギリな人は運動機能が衰えてきているかもしれません。
【歩行速度が低下する原因は・・・】
- 運動量低下や、加齢による筋肉量の減少
- 股関節や膝関節などの歩行に重要な関節が硬くなったり可動域が狭くなっている
- 感知する能力、視覚や平衡感覚、バランス能力の低下
- 「前かがみ」や「背中が曲がっている」など姿勢の変化
歩行は日常生活動作において重要な機能です。歩行能力の低下は日常生活動作(ADL)レベルの低下につながります。
また、歩行速度が速いほど寿命も長いとされています。
サルコペニアやフレイルの診断基準の項目にも、歩行速度が入っていますね。
それほど歩行能力の維持は重要です。
では維持するためにどうしたらいいのでしょうか。
先ほどの【歩行速度が低下する原因は・・・】の反対となります。
なので、下肢や体幹の筋力トレーニングや股関節周りの柔軟性、バランス感覚を養う神経系トレーニング、姿勢の改善です。
ご自宅で簡単にできることといえば、スクワット!
椅子や手すりを握りながら実施すれば、どなたでも安全に行うことができます。
一人でできない、続けられないという方はスモールジムへ・・・
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3人までの少人数制ですので、ていねいにじっくり体感し、確かめていただけます。
「自分の足で行きたい場所に行きたい」「趣味や旅行を楽しみたい」という方は、今のうちから始めることが大切です。