
久しぶりに運動すると、翌日に痛みが出るほどの筋肉痛になってしまう方もおられると思います。
回復過程で起こるものですが、予防できるならその方法も知りたいですよね。
筋肉痛は主に運動後24~48時間に表れる筋肉痛の痛みを指します。
筋肉の繊維の微細な損傷が原因とされ、普段行わないような運動をしたり、強度の高い運動をした際に起こります。
他にも筋トレにおける回復の種類は多数有り、代表的なものは以下の通りです。
ATPの回復(20秒~3分)
筋グリコーゲンの回復(24~48時間)
ホルモン系の回復(数時間~48時間)
神経系の回復(24~72時間)
免疫系の回復(24~72時間)
関節の回復(72時間~数週間)など
これらは相互に関連してきます。
「筋肉痛をストレッチで解消できるの?」とう質問をよく受けますが、
上記のように様々な器官が関係してくるので時間が経てば必ず回復しますが、ストレッチ自体に筋肉の損傷を直接的に回復させる働きはありません。
ただし、ストレッチをすることで、筋肉の柔軟性を高めたり、痛みを軽減する可能性はあります。
○自宅でも行える対処法として
- 冷やす・・・冷やすことで痛みを軽減できます
- マッサージ・・・血行が改善し、筋肉へ酸素や栄養素を供給します
- 軽い運動・・・筋肉の血流を促し、乳酸などの代謝産物を早期に除去します
- タンパク質を摂る・・・筋肉の回復を促します
- 質の良い睡眠をとる・・・成長ホルモンが筋肉を修復します
筋肉痛になってしまったときには、炎症を抑えたり血流を促進するなどして筋肉の回復を早めることが重要です。
サンロクゴーではウォーミングアップとクールダウンをしっかり取り入れ、運動の負荷を調整しています。
またストレッチする際には、軽く動かしながら行う動的マシンとミニボールを使うことで、予防につながる可能性があるといわれています。
当ジムのメンバーさんに聞くと、あまり筋肉痛の痛みはないようです。
もちろん普段からストレッチすることで、体の状態を知ることができますので、筋肉痛やケガの予防になります。
そのことで痛みを抑えることもできます。